時任可愛い
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「オラ、入るぞー。どーしたんだー?」

「はぁい」

「……ってなんで久保ちゃんが病室に居るんだよッ!」

「なんでって……俺がナースコール押したから?」

「医者がナースコール使うなぁッ!」

「便利だよねぇ、コレ」

「で、何の用だよ」

「暇だからエッチしない?」

ゴスッ!

「痛」

「何考えてんだ馬鹿ッ!」

「ひどいなぁ」

「久保ちゃんは暇でも!俺は夜勤中で超忙しいの!」

「えー」

「えー、じゃねぇ!」

「だって俺達昨日もしてないんだよ?ねぇ」

「たった二日じゃねーか」

「でも時任、夜勤明けってヤらせてくれないじゃない」

「たった三日じゃねーか!」

「ね、いいっしょ?」

――グイッ

「……オイ」

「ん?」

「いーから正座しろ」

「ホイ」

「あのな、久保ちゃん。お前仮にも医者だろ?俺のことばーっか考えてないで、もー少し患者のことも考えろ」

「だって愛してるし」

「それに、この腐った世の中、ウチの病院にも汚職やらセクハラやら権力闘争が渦巻いてること知ってんだろ?久保ちゃんも」

「ってゆーか、医院長が真田さんだしねぇ」

「そんな中、医者もナースも人手不足だし、夜勤なんて更に人数少ねーから大変なんだよ。な、わかったら手ぇ離せ」

「しょーがないなぁ……」

しぶしぶ

「でもこのままだと時任不足で俺の方が病気になりそーだから、一つだけお願い聞いて?」

「……何だよ」

「これ着て。ハイ」

「……何だよコレ」

「天使の白衣っしょ。看護婦さんの」

「どーして俺がスカートはかなきゃなんねーんだよ!」

「えー。だって折角時任、ナースなのに看護婦さんルックしてくんないんだもん」

「俺は看護婦じゃなくて看護師だっつーの!」

「ま、いーからいーから」

「ぎゃー(涙)」

五分後

「何で俺が……(ブツブツ)」

「流石。似合ってるよ。可愛い」

「クッソー……もーいーだろ久保ちゃん!脱ぐぞ」

「勿体無いなぁ」

「こんなカッコで仕事できねぇだろ!」

「仕事なんてしなくていーじゃない」

ドサッ……

「俺が脱がしてあげるよ」

「こぉんの嘘吐き野郎―!」

「太い注射挿してあげるから」

「いらんわボケッ!」

「何?全身診察して欲しい?」

「話を聞け――!ホントマジ、仕事戻んなきゃだから、どけってば!」

「大丈夫。桂木ちゃんに時間代わってもらえるように言ってあるから」

「てめっ、いつのまに!」

「じゃ、お医者さんプレイを楽しもうね~」

「プレイじゃねぇだろ久保ちゃんの馬鹿――(泣)」

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