出勤中

亡くなられた被災者の方々にお悔やみを申し上げます。
そして、不明者の方々の生存を心より祈っています。



心配して連絡くれた皆有り難うございます。
埼玉は恐らく被災区域で一番被害の少ない地域なので、心配して頂くには及びません。
家も町も家族もなんともありません。
それでも店に物がないわ電車が来ないわ余震と地震速報で飛び起きるわ停電がワケわからんわで慢性的に疲れてます。
埼玉でコレですから、他の被災地の方々は……と考えると電車が動かないくらいどーよと思って生活してます。
しかし今日は会社に行けそうで良かった……
金曜日からの日記。

金曜日地震発生時。
・揺れを感じる。
・最初は揺れてる揺れてる、くらいだったのが段々と大きくなって、机の下に隠れる辺りには洒落にならない揺れに。
・舞うブランド。飛び散る机上の物。激しく机にぶつかる椅子。机自体も大きく動く。
・腰が抜けそうになる。
・足が震える。
・床が回る。
・船酔いのようになる。
・ぶるぶる震えながら 耐える。
・その時に私が居たのは免震構造のビルの最上階。
・20階半端ない。
・揺れるにも程がある。
・20階でアレってそれ以上の高さのビルどんなことになったの……
・隣ビル火災。
・先輩の指示でパソコンの電源だけ落として避難。
・階段で避難。
・最上階ヤバい。
・携帯だけロッカーから取ってきて地上へ。
・電話繋がらない
・家族にメール
・ブログに無事とだけ書き込む
・火災ヤバい。
・ガスが引火の恐れあり、避難して下さいという放送。
・逃げる。
・海が見える。
・津波警報。
・逃げる。
・走り回るカメラマン
・飛ぶヘリコプター
・うろうろするアナウンサー
・迅速な消火。
・メンバーがラジオのインタビューを受ける
・ビルに戻る。
・父上に電話が繋がる(その後も父上とだけ電話が繋がった)
・母上の無事確認
・妹の安否不明(妹だけソフトバンク)
・客や本社に連絡がつく。
・帰ることに。
・JR私鉄地下鉄全線運休
・帰れない。
・歩いて帰るか
・会社に止まるか
・二択
・泊まることに
・コンビニで食料ゲット
・コンビニ有り難う
・食堂に陣取る
・携帯を手に取っては電池節約の為に閉じてを繰り返す
・長く感じる時間
・疲れるメンバー
・続く余震
・軋む壁
・妹からメール。安否確認。しかし品川に居るとか抜かす。
・妹に電話が繋がらない(妹には最後まで電話もこっちが送ったメールも届かなかった。ソフトバンク駄目過ぎる)
・20階に戻る先輩達
・20階から戻ってきた先輩達
・ブランドが壁に刺さってたよ
・ひぃ
・眠れない
・空気読まず大富豪する輩も
・殺意
・寝てる人もいるのに
・地下鉄、私鉄の一部復旧
・午前３時にメンバーの一部が帰宅
・午前６時半に私を含めた残りのメンバーが帰宅
・歩く
・国際展示場の無事を確認
・生きてるJRと地下鉄を乗り継いでお台場脱出
・京浜東北線が復活してなかったので上野へ
・最大の誤算
・最大の失敗
・上野は帰宅難民で溢れてました
・改札の外で待つこと三時間
・改札の中にすら入れない
・父上から地下鉄で帰ってくるように指示を受ける
・改札の外でキレ始める客
・地下鉄に逃亡
・埼玉に脱出
・先に帰れた父上に迎えに来てもらう
・家に帰宅
・私の部屋だけ惨状
・本棚から飛び散る漫画
・倒れるパソコン(買ったばっか)
・散乱する書類
・他の部屋は何一つ落ちてない
・愕然
・実は私の部屋だけ向きが違ってて、故に家具の向きも地震に影響を受ける向きだったということが判明
・私の部屋だけ
・でも何も壊れてなくて良かった
・風呂に入る
・印刷所から電話
・印刷所からは地震直後にもメール来てた
・なんというプロ意識
・その後の対応も終始神でした
・有り難うサンライズさん
・有り難う
・原稿修正
・再入稿
・寝る

こんな二日間でした