時任可愛い
SHSのサンプルアップを始めました。
全14章。
構成として、湯記の各キャラから見た久保時の短編で、各章の連続性はありません。
が、読む順番が大事。
pixivにはまとめてアップ予定ですが、六章まで。
ブログには天蓬、久保田、時任の章以外、載せられるだけ載せるので……お願いです……誤字脱字あったら教えて下さい……拍手で……お手数おかけして恐縮ですが何卒……
書けたら即載せるので。昨日の美柴さんもできたてほやほやです。
えっ全十四章を〆切までに書き上げようと思ったら、二章10日、三章11日、四章12日、五章13日、六章17日、七章18日、八章19日、九章24日、十章25日、十一章26日、十二章31日、十三章1日、十四章2日、3~5日で校正して6日入稿だな
し、痺れる~なんでもっと早く着手しないの?????馬鹿か?????
↑通りオンスケでいけるか見守っていて下さい……
因みに私は7~10日セブ島だからちょっと〆切が早い
旅行の準備も平行してやらなきゃなのに……仕事を我慢して原稿するしかない。頑張れ私。
全14章。
構成として、湯記の各キャラから見た久保時の短編で、各章の連続性はありません。
が、読む順番が大事。
pixivにはまとめてアップ予定ですが、六章まで。
ブログには天蓬、久保田、時任の章以外、載せられるだけ載せるので……お願いです……誤字脱字あったら教えて下さい……拍手で……お手数おかけして恐縮ですが何卒……
書けたら即載せるので。昨日の美柴さんもできたてほやほやです。
えっ全十四章を〆切までに書き上げようと思ったら、二章10日、三章11日、四章12日、五章13日、六章17日、七章18日、八章19日、九章24日、十章25日、十一章26日、十二章31日、十三章1日、十四章2日、3~5日で校正して6日入稿だな
し、痺れる~なんでもっと早く着手しないの?????馬鹿か?????
↑通りオンスケでいけるか見守っていて下さい……
因みに私は7~10日セブ島だからちょっと〆切が早い
旅行の準備も平行してやらなきゃなのに……仕事を我慢して原稿するしかない。頑張れ私。
美柴鴇がその二人を常連だと認識したのは今から半年程前のことだった。
「こんにちは~」
「いらっしゃい」
カランという鐘の涼やかな音と共に扉が開き、のっそりと長身が姿を現す。
概ね、咥え煙草。この酷暑でも長袖。そして眼鏡。
特徴といえばその程度だが、妙に存在感のある男だった。
そしていつも通り彼の足元からひょっこりと小さな影が姿を見せる。
大きな猫目が印象的な、小柄な少年だ。恐らく未就学児だろう。男のスラックスにしがみ付く様にして立っている。
彼らはいつも日曜日のおやつ時に現れる。
夏休みに入ってからは水曜日もだ。
鴇が店先に立つのは学校のない日だったので、以前から水曜日にも訪れている可能性はあった。マスターに確認したことは別段ないが。
彼らは店内の冷気に安心したようにほぅと一息吐いた。
男が美柴に目を向け(いつ見ても細い目だ)口角を上げる。
「今日もマスターのお手伝い、偉いねぇ」
労いの言葉に無言で会釈を返す。
男と美柴のやり取りには興味なさげに、少年は窓際の奥の席に迷いなくとてとてと向かい、ソファによじ登るようにして腰かけた。
男はその向かいに座り、メニューを差し出す。
「時任、どれが食べたい?」
差し出されたメニューを抱え、うんうんと唸るように悩む顔を男は楽しそうに覗き込んでいる。額に浮かぶ汗をハンカチで拭ってやるなど、その様は随分と甲斐甲斐しい。
そんな二人の前に水とおしぼりを並べながら、男が少年を時任と呼ぶ度に、美柴の胸にはいつもの違和感が影を差していた。
親兄弟、肉親なら彼のことを姓では勿論呼ばないだろう。
親戚でもだ。
例え血の繋がりがなくても、家族なら。
だが、男は少年を時任と呼ぶ。
そして美柴も詮索しない。
彼らとの関係は単なる客とウェイターだからだ。
やがて時任が紅葉の様に小さな手で指したメニューに頷き、男は美柴を呼んだ。
注文票を片手に、テーブルの傍に立つ。
「珈琲とプリンアラモード二つ、オレンジジュースも」
おや、と美柴は首を傾げた。
先週までの注文はずっと珈琲とクリームソーダだった。
恐らくブームが去ったのだろう。
時任のマイブームのサイクルは大体二週間のようだった。
久保田も食べるらしいのは予想外だったが。甘党なのだろうか。
注文を書き付け、奥のマスターに伝える。
オレンジジュース、珈琲、プリンアラモードを出来た順に小さな盆で一つずつ運ぶ。
マスターが一杯ずつ丁寧に豆を挽いて淹れる珈琲目当ての常連は多かったが、プリンアラモードの味も中々だ。
プリンはイタリア風味でやや固め。プリンもバニラアイスもマスターのお手製で、フルーツもふんだんに盛られている。
目にも華やかなおやつに時任は目を輝かせ、丸い頬を上気させた。
分かりやすくご機嫌な様子に、表情を動かさないものの、美柴は内心で微笑ましく思う。
マスター自慢の一品が喜ばれるのは美柴にとっても嬉しかった。
時任はにこにこしながら右手にスプーンを握る。
そしてプリンのてっぺんに乗った赤いつやつやのさくらんぼを、男のプリンにそっと並べて乗せた。
この頃は保護者の好物を譲っているものと思い、なんて出来た子だろうと感心していたものだが、それが勘違いであったことはずっと後に知ることになる。
なんせ長じてこの喫茶店を溜まり場とする彼はプリンアラモードをさくらんぼ抜きで注文するようになるのだから。
二人が最初の一口を含んだのを見届けて、美柴は宿題を広げたままの彼の指定席へと向かった。
接客の合間に、涼しい店内で自由に過ごすことをマスターから許されていた。
活気はあれど小さな商店街の喫茶店。
彼らの他に客は居ない。
落ち着いた空気とオルゴールの甘い音、珈琲の香りが空間に満ちる。
時折、男の落ち着いた声が店内にぽつりと転がるが、耳障りなものではなく、全てが調和を保っていた。
スプーンとガラスの器が触れ合う音すらも。
時任の体に対してやや大きいように思えるおやつを二人は時間をかけて完食した。
「ごちそうさま」
勘定を済ませ、満腹からか眠そうに眼を擦り始めた時任を男は抱き上げた。
男の広い胸元に頬をすり寄せ、腕の中で小さく丸まる様はまるで猫の子だ。
カランという音がして、扉の向こうに二人の姿が消える。
「こんにちは~」
「いらっしゃい」
カランという鐘の涼やかな音と共に扉が開き、のっそりと長身が姿を現す。
概ね、咥え煙草。この酷暑でも長袖。そして眼鏡。
特徴といえばその程度だが、妙に存在感のある男だった。
そしていつも通り彼の足元からひょっこりと小さな影が姿を見せる。
大きな猫目が印象的な、小柄な少年だ。恐らく未就学児だろう。男のスラックスにしがみ付く様にして立っている。
彼らはいつも日曜日のおやつ時に現れる。
夏休みに入ってからは水曜日もだ。
鴇が店先に立つのは学校のない日だったので、以前から水曜日にも訪れている可能性はあった。マスターに確認したことは別段ないが。
彼らは店内の冷気に安心したようにほぅと一息吐いた。
男が美柴に目を向け(いつ見ても細い目だ)口角を上げる。
「今日もマスターのお手伝い、偉いねぇ」
労いの言葉に無言で会釈を返す。
男と美柴のやり取りには興味なさげに、少年は窓際の奥の席に迷いなくとてとてと向かい、ソファによじ登るようにして腰かけた。
男はその向かいに座り、メニューを差し出す。
「時任、どれが食べたい?」
差し出されたメニューを抱え、うんうんと唸るように悩む顔を男は楽しそうに覗き込んでいる。額に浮かぶ汗をハンカチで拭ってやるなど、その様は随分と甲斐甲斐しい。
そんな二人の前に水とおしぼりを並べながら、男が少年を時任と呼ぶ度に、美柴の胸にはいつもの違和感が影を差していた。
親兄弟、肉親なら彼のことを姓では勿論呼ばないだろう。
親戚でもだ。
例え血の繋がりがなくても、家族なら。
だが、男は少年を時任と呼ぶ。
そして美柴も詮索しない。
彼らとの関係は単なる客とウェイターだからだ。
やがて時任が紅葉の様に小さな手で指したメニューに頷き、男は美柴を呼んだ。
注文票を片手に、テーブルの傍に立つ。
「珈琲とプリンアラモード二つ、オレンジジュースも」
おや、と美柴は首を傾げた。
先週までの注文はずっと珈琲とクリームソーダだった。
恐らくブームが去ったのだろう。
時任のマイブームのサイクルは大体二週間のようだった。
久保田も食べるらしいのは予想外だったが。甘党なのだろうか。
注文を書き付け、奥のマスターに伝える。
オレンジジュース、珈琲、プリンアラモードを出来た順に小さな盆で一つずつ運ぶ。
マスターが一杯ずつ丁寧に豆を挽いて淹れる珈琲目当ての常連は多かったが、プリンアラモードの味も中々だ。
プリンはイタリア風味でやや固め。プリンもバニラアイスもマスターのお手製で、フルーツもふんだんに盛られている。
目にも華やかなおやつに時任は目を輝かせ、丸い頬を上気させた。
分かりやすくご機嫌な様子に、表情を動かさないものの、美柴は内心で微笑ましく思う。
マスター自慢の一品が喜ばれるのは美柴にとっても嬉しかった。
時任はにこにこしながら右手にスプーンを握る。
そしてプリンのてっぺんに乗った赤いつやつやのさくらんぼを、男のプリンにそっと並べて乗せた。
この頃は保護者の好物を譲っているものと思い、なんて出来た子だろうと感心していたものだが、それが勘違いであったことはずっと後に知ることになる。
なんせ長じてこの喫茶店を溜まり場とする彼はプリンアラモードをさくらんぼ抜きで注文するようになるのだから。
二人が最初の一口を含んだのを見届けて、美柴は宿題を広げたままの彼の指定席へと向かった。
接客の合間に、涼しい店内で自由に過ごすことをマスターから許されていた。
活気はあれど小さな商店街の喫茶店。
彼らの他に客は居ない。
落ち着いた空気とオルゴールの甘い音、珈琲の香りが空間に満ちる。
時折、男の落ち着いた声が店内にぽつりと転がるが、耳障りなものではなく、全てが調和を保っていた。
スプーンとガラスの器が触れ合う音すらも。
時任の体に対してやや大きいように思えるおやつを二人は時間をかけて完食した。
「ごちそうさま」
勘定を済ませ、満腹からか眠そうに眼を擦り始めた時任を男は抱き上げた。
男の広い胸元に頬をすり寄せ、腕の中で小さく丸まる様はまるで猫の子だ。
カランという音がして、扉の向こうに二人の姿が消える。
今はまだ、常連の男の名を美柴鴇は知らない。
兵庫なう
今年も愛媛に両親と帰省していました
明日、神奈川に帰る
今年も紅白で遠雷歌う時任を見守り、格付けに挑む時任を見守る正月でした
紅白っていつも同じ歌よな。今年こそ屑星かと思ったんだが。
時任ソロの代表って何?????真夜中bandit?????
LIVEで歌うとやっぱり印象強いんだよな~
カレイドスコープはいつか生で聴きたい……マジマジのマジで……
格付けは時任がお肉間違えて久保時が手を取り合い画面から消えるシーンは涙なしには見れませんでしたね。普段良いお肉食べてないから仕方ない。インスタ垢まで一瞬消えたから焦ったわ。そういうドッキリは心臓に悪いからやめて欲しい……
2020年の予定
1月:原稿
2月:セブ家族旅行、PEAKS
3月:島根家族旅行
5月:多分仕事がヤバい
6月:多分仕事がヤバい
7月:多分引っ越し
8月:多分、荷物ずっと片付けてる
9月:虚無
10月:虚無
11月:虚無
12月:虚無
9月以降虚無だから旅行にでも行こうかな……ノープランやが
最後になりましたが昨年も記事への拍手など有難うございました。年一回の謝辞で恐縮です。
2018年~2019年は本当にブログを書いていなかったので今度こそ見放されたかと思っていましたが、皆様の温かい反応に励まされています。有難うございます。
いや本当に……アクセス数見てないですけど、歴代で今一番アクセス数少ないと思うんですが、でも拍手数そんな減ってないので、定期的に見て、見たあと必ずパチパチしてくれる方がいらっしゃるんだろうなと……有難うございます……2020年もどれだけブログ書けるか分かりませんが、月一回は最低でも更新したいと思うので(低い目標やな)何卒宜しくお願い致します
今年も愛媛に両親と帰省していました
明日、神奈川に帰る
今年も紅白で遠雷歌う時任を見守り、格付けに挑む時任を見守る正月でした
紅白っていつも同じ歌よな。今年こそ屑星かと思ったんだが。
時任ソロの代表って何?????真夜中bandit?????
LIVEで歌うとやっぱり印象強いんだよな~
カレイドスコープはいつか生で聴きたい……マジマジのマジで……
格付けは時任がお肉間違えて久保時が手を取り合い画面から消えるシーンは涙なしには見れませんでしたね。普段良いお肉食べてないから仕方ない。インスタ垢まで一瞬消えたから焦ったわ。そういうドッキリは心臓に悪いからやめて欲しい……
2020年の予定
1月:原稿
2月:セブ家族旅行、PEAKS
3月:島根家族旅行
5月:多分仕事がヤバい
6月:多分仕事がヤバい
7月:多分引っ越し
8月:多分、荷物ずっと片付けてる
9月:虚無
10月:虚無
11月:虚無
12月:虚無
9月以降虚無だから旅行にでも行こうかな……ノープランやが
最後になりましたが昨年も記事への拍手など有難うございました。年一回の謝辞で恐縮です。
2018年~2019年は本当にブログを書いていなかったので今度こそ見放されたかと思っていましたが、皆様の温かい反応に励まされています。有難うございます。
いや本当に……アクセス数見てないですけど、歴代で今一番アクセス数少ないと思うんですが、でも拍手数そんな減ってないので、定期的に見て、見たあと必ずパチパチしてくれる方がいらっしゃるんだろうなと……有難うございます……2020年もどれだけブログ書けるか分かりませんが、月一回は最低でも更新したいと思うので(低い目標やな)何卒宜しくお願い致します