時任可愛い
横浜帰ってきたよー
ということで年賀イラスト。
流鏑馬時任。
実は最初、っていうか数年前からメリーゴーランドのお馬さんに乗ったハイカラさん時任を描こうとずーっとずーっと思ってたのに、出来心で流鏑馬の画像漁ってたら余りの格好よさに流鏑馬時任に変更になってしまいました。
メリーゴーランドは二種類目の方で描いたから良いや。
ハイカラさん時任はいつか描く。
毎年、お着物お色気時任君が恒例だったのに……でもカッコいい時任もいいですね////
着物の柄描くのちょう楽しかった。こういうのこそ素材使えばいいんだろうけど……
今年は久しぶりに三種類描いた。
三種類目はりーやん用に久保たん描きました。
りーやんごめんね……時任と力の入り方が全然違ってて……時間がなく、て……
でもその久保たん送ったのりーやんだけだから好きなだけ独占してprprしてください。
叱咤純愛は今度聞かせて(笑)
馴染みの雀荘で久しぶりに誠人を見付け、飯を奢ってやると半ば無理矢理近くの定食屋に連れてきた。
カツ丼を頼むと、刑事がカツ丼食べてる姿ってシュールだよね、なんて言われる。うるせぇな。
並んで丼をつつきながら、うんにゃ、そーねぇ等とはぐらかす甥っ子の近況を聞き出そうと、
「時坊は最近どうなんだ。元気でやってるのか」
同居人の様子を尋ねた。
誠人は割り箸で天丼の海老天を口に運びながら、いつも通りの飄々とした調子で答える。
「元気だけど、押し倒したのに反応がなくて困ってる」
飲んでた煎茶を吹き出しかけて、盛大に噎せた。
「図らずもいい雰囲気になったからソファーに押し倒したんだけど……あいつ良く分かってなかったみたいでね、その後うやむやになっちゃって」
咳き込む俺に構わず誠人は訥々と続ける。
「鈍感にも程があるっていうか。普通は押し倒したら流石に分かるよねぇ」
そもそも時坊は男だろうが。
誠人は時坊に対して常日頃から接触過多な嫌いがあるからな。
押し倒したところで過剰なスキンシップと捉えられても不思議じゃない。
誠人は溜め息を吐いた。
存外深刻に悩んでいるようだった。心底どうでも良いがな。
「どうしたら良いのかなぁ。もういっそ無理矢理……」
「無理矢理はやめろ」
「嫌よ嫌よも……」
「性犯罪者の常套句だぞ」
甥っ子が性犯罪に走りかけていた。
口元を拭って、湯呑みと箸を置く。
どんぶりにカツ丼がまだ残っていたが、もう胃に入れる気にならなかった。
「でももう2年目だしそろそろ進展したいじゃない。いつまでもデートばっかじゃね」
「デートしてるのかお前ら」
「買い物行って映画観てゲーセン行ってお茶飲んで夜景見て帰ったよ、先週」
内容だけ聞けば完璧なデートだ。
でもしょっちゅう二人で出掛けてるらしいし、というかそもそもいつからそんな関係になってたんだ。お前ら。
それ以前に時坊は男だよな?
そろそろ突っ込んで良いか?
「デートしてる認識はあるのか?時坊は」
「あるよ。『デートする?』って聞いたら『え、全部奢ってくれるってことか?』って言われたから全部奢ってあげたし。『デート楽しい?』って聞いたら『うん』って言ってたし」
「カモられてんじゃねぇか」
「薄々気付いてたけど最近カモられるのも快感で」
手遅れだなこりゃ……。
時坊に執着してるのには気付いちゃいたが、ただの色ボケなんじゃねぇのかこりゃあ。
時坊も時坊だ。
完全に誠人への甘え方を心得てやがる。
これで天然なら時坊はつくづく誠人のツボを突く存在なんだろうな。
丼を空にした誠人は湯呑みを手にして、煎茶を啜っている。
色ボケ、か……。
コイツがなぁ。
人並みの欲求すら薄かった甥っ子が一丁前に恋をしてるのだと思えば、何だか微笑ましい気持ちにもなってきた。
相手は同居人で、身元も知れねぇ訳ありの、男だとしても。
ったく。恋愛相談なんて柄じゃねぇのによ。
「お前、言葉にはしたのか?」
「言葉って?」
「その……惚れてるとかよ……」
「俺と時任、そういう関係じゃないから」
「はぁ?」
「俺と時任、お前と俺だし」
湯気で眼鏡が曇り、その表情を伺うことは出来ないが、その声音は至極真摯だった。
真摯に言われてもその言葉の意味は全く理解できなかったが。
いやマジで何言ってんだコイツ。
お前と俺ってどんな関係だよ。
俺がおっさんだから分からないだけか?
それとも、誠人と時坊の間だけで通じる何かなのか?
「……時坊はそれ言われてなんて言ったんだ」
「クサッて言ってた」
「まぁ……そりゃな……」
「後、照れてた」
「……そうか……」
「可愛かった」
「……」
のろけたいだけなんじゃないのか、コイツ。
照れていたという誠人の言葉が真実なら、時坊に一応通じていたのだろう。
もしかしたら、それは時坊がその時一番欲しかった言葉だったのかもしれない。
ツーカーの仲というものは存在する。
そんな関係に、言葉を求めるのは野暮なことなのかもしれない。
だが、俺は誠人の言った『お前と俺』に、言葉にすることを怖れる誠人の弱さを垣間見た気がした。
大体、お前と時坊のソレはホントに同じなのか?
万人の思い浮かべる林檎の赤が全く同じわけねぇことくらい、お前だって分かってんだろ?
「俺はおっさんだからよ……惚れた腫れたの駆け引きに気の利いたアドバイスなんざできねぇがな、どんな関係でも言葉にするってのは大事なことなんじゃねぇのか」
「そうだねぇ……」
空になった湯呑みを置いて、取り出した煙草に火を点けた誠人は、考え込むような眼差しで紫煙をじっと見詰める。
そして、ポツリと呟いた。
「とりあえずキスしようかな」
「聞けよ、人の話を」
カツ丼を頼むと、刑事がカツ丼食べてる姿ってシュールだよね、なんて言われる。うるせぇな。
並んで丼をつつきながら、うんにゃ、そーねぇ等とはぐらかす甥っ子の近況を聞き出そうと、
「時坊は最近どうなんだ。元気でやってるのか」
同居人の様子を尋ねた。
誠人は割り箸で天丼の海老天を口に運びながら、いつも通りの飄々とした調子で答える。
「元気だけど、押し倒したのに反応がなくて困ってる」
飲んでた煎茶を吹き出しかけて、盛大に噎せた。
「図らずもいい雰囲気になったからソファーに押し倒したんだけど……あいつ良く分かってなかったみたいでね、その後うやむやになっちゃって」
咳き込む俺に構わず誠人は訥々と続ける。
「鈍感にも程があるっていうか。普通は押し倒したら流石に分かるよねぇ」
そもそも時坊は男だろうが。
誠人は時坊に対して常日頃から接触過多な嫌いがあるからな。
押し倒したところで過剰なスキンシップと捉えられても不思議じゃない。
誠人は溜め息を吐いた。
存外深刻に悩んでいるようだった。心底どうでも良いがな。
「どうしたら良いのかなぁ。もういっそ無理矢理……」
「無理矢理はやめろ」
「嫌よ嫌よも……」
「性犯罪者の常套句だぞ」
甥っ子が性犯罪に走りかけていた。
口元を拭って、湯呑みと箸を置く。
どんぶりにカツ丼がまだ残っていたが、もう胃に入れる気にならなかった。
「でももう2年目だしそろそろ進展したいじゃない。いつまでもデートばっかじゃね」
「デートしてるのかお前ら」
「買い物行って映画観てゲーセン行ってお茶飲んで夜景見て帰ったよ、先週」
内容だけ聞けば完璧なデートだ。
でもしょっちゅう二人で出掛けてるらしいし、というかそもそもいつからそんな関係になってたんだ。お前ら。
それ以前に時坊は男だよな?
そろそろ突っ込んで良いか?
「デートしてる認識はあるのか?時坊は」
「あるよ。『デートする?』って聞いたら『え、全部奢ってくれるってことか?』って言われたから全部奢ってあげたし。『デート楽しい?』って聞いたら『うん』って言ってたし」
「カモられてんじゃねぇか」
「薄々気付いてたけど最近カモられるのも快感で」
手遅れだなこりゃ……。
時坊に執着してるのには気付いちゃいたが、ただの色ボケなんじゃねぇのかこりゃあ。
時坊も時坊だ。
完全に誠人への甘え方を心得てやがる。
これで天然なら時坊はつくづく誠人のツボを突く存在なんだろうな。
丼を空にした誠人は湯呑みを手にして、煎茶を啜っている。
色ボケ、か……。
コイツがなぁ。
人並みの欲求すら薄かった甥っ子が一丁前に恋をしてるのだと思えば、何だか微笑ましい気持ちにもなってきた。
相手は同居人で、身元も知れねぇ訳ありの、男だとしても。
ったく。恋愛相談なんて柄じゃねぇのによ。
「お前、言葉にはしたのか?」
「言葉って?」
「その……惚れてるとかよ……」
「俺と時任、そういう関係じゃないから」
「はぁ?」
「俺と時任、お前と俺だし」
湯気で眼鏡が曇り、その表情を伺うことは出来ないが、その声音は至極真摯だった。
真摯に言われてもその言葉の意味は全く理解できなかったが。
いやマジで何言ってんだコイツ。
お前と俺ってどんな関係だよ。
俺がおっさんだから分からないだけか?
それとも、誠人と時坊の間だけで通じる何かなのか?
「……時坊はそれ言われてなんて言ったんだ」
「クサッて言ってた」
「まぁ……そりゃな……」
「後、照れてた」
「……そうか……」
「可愛かった」
「……」
のろけたいだけなんじゃないのか、コイツ。
照れていたという誠人の言葉が真実なら、時坊に一応通じていたのだろう。
もしかしたら、それは時坊がその時一番欲しかった言葉だったのかもしれない。
ツーカーの仲というものは存在する。
そんな関係に、言葉を求めるのは野暮なことなのかもしれない。
だが、俺は誠人の言った『お前と俺』に、言葉にすることを怖れる誠人の弱さを垣間見た気がした。
大体、お前と時坊のソレはホントに同じなのか?
万人の思い浮かべる林檎の赤が全く同じわけねぇことくらい、お前だって分かってんだろ?
「俺はおっさんだからよ……惚れた腫れたの駆け引きに気の利いたアドバイスなんざできねぇがな、どんな関係でも言葉にするってのは大事なことなんじゃねぇのか」
「そうだねぇ……」
空になった湯呑みを置いて、取り出した煙草に火を点けた誠人は、考え込むような眼差しで紫煙をじっと見詰める。
そして、ポツリと呟いた。
「とりあえずキスしようかな」
「聞けよ、人の話を」
あけましておめでとうございます!
昨年は大変お世話になりました!
日々の拍手やコメント、大変励みになっております。
また、昨年のイベントでは温かいお言葉有難うございました。
今年も自分のかきたいものをかくマイペース時任大好きブログとして時任にたぎりたいと思います!
だって今年は遂に時任が動きますよ………怖い………楽しみ過ぎて怖い………
昨年は受けのために命掛ける攻めに踊らされてましたが、今年は黒髪センター分けつり目に引き続き踊らされる予定です。
あれ、でもどっちも毎年のことか………
みどたかのお陰で毎日が楽しくて、久保時のお陰で人生が楽しいです。
今年の目標はとりあえず紅蓮を終わらせる、です。何年掲げてんだこの目標。
後、今年はもっと慎ましやかにいきようと思います………お金貯める………
年賀イラストは関東に戻ってからうpります。
今データが手元にない……
愛媛では寝正月を楽しんでいます。
これは太る。
ちょっとベリーダンスを踊り狂いたいと思います。
昨年は大変お世話になりました!
日々の拍手やコメント、大変励みになっております。
また、昨年のイベントでは温かいお言葉有難うございました。
今年も自分のかきたいものをかくマイペース時任大好きブログとして時任にたぎりたいと思います!
だって今年は遂に時任が動きますよ………怖い………楽しみ過ぎて怖い………
昨年は受けのために命掛ける攻めに踊らされてましたが、今年は黒髪センター分けつり目に引き続き踊らされる予定です。
あれ、でもどっちも毎年のことか………
みどたかのお陰で毎日が楽しくて、久保時のお陰で人生が楽しいです。
今年の目標はとりあえず紅蓮を終わらせる、です。何年掲げてんだこの目標。
後、今年はもっと慎ましやかにいきようと思います………お金貯める………
年賀イラストは関東に戻ってからうpります。
今データが手元にない……
愛媛では寝正月を楽しんでいます。
これは太る。
ちょっとベリーダンスを踊り狂いたいと思います。
毎回今度こそ死ぬかな………と思うんですが、今回も無事に着きました。
何回か運転席の父上に怒る母上の声が聞こえたけど……
そんな感じで年末年始を過ごすために祖母宅です。
所要時間12時間位ですが、前日徹夜で大掃除と年賀状制作してたので眠くて眠くてずっと車中で爆睡してました。
折角車中でスマホで遊ぼうと携帯充電も満タンにしてたのに殆ど触らなかった………
4日に関東帰るんですが、尋常じゃなく暇な予感。
ノートPC持って来たんで、無事テザれたら快適なネット生活が送れますが、あかんかったらスマホで凌がねば………
スマホでも全然凌げますけどね。
支部の小説何であんなにスマホで読みやすいの………ありがたやありがたや………
時任の久保たん愛。
ってゆーか、漫画本編だとどこかなーって考えてたんですけど、本編でパッと思い付くところがない。
いや、あるんですけど、例えば4巻で時任が久保たんを迎えに来た時に責めなかったのとかすげぇ久保たん愛に溢れてんなぁとか思うんですけど、それ久保たん愛じゃなくて時任の度量故じゃね?と言われるとちょっと反論の言葉に窮する感じです。
あんなにすぐにプンスカ怒る癖に、六巻のジェイソンとかでは怒らないですよね。
六巻はまぁ、共犯だって思ったからこそだろうけど。
二巻は久保たんの時任愛はちょー感じるけど。
三巻もなー。
五巻は出会い編やしなー。
六巻はどちらかというと久保たんの時任愛爆発の巻やしなー
こう考えると。時任の久保たん愛フィーチャーされてるのって四巻位なんですかねー……各巻ちょいちょい時任の久保たん愛は感じるものの………
本編だけで考えたら確かに久保たんのが愛大きく感じるね(笑)
でも、例えそうだとしてもフィーチャーされてないだけだから!!
時任も負けないから!!!!!!!!!!!
何回か運転席の父上に怒る母上の声が聞こえたけど……
そんな感じで年末年始を過ごすために祖母宅です。
所要時間12時間位ですが、前日徹夜で大掃除と年賀状制作してたので眠くて眠くてずっと車中で爆睡してました。
折角車中でスマホで遊ぼうと携帯充電も満タンにしてたのに殆ど触らなかった………
4日に関東帰るんですが、尋常じゃなく暇な予感。
ノートPC持って来たんで、無事テザれたら快適なネット生活が送れますが、あかんかったらスマホで凌がねば………
スマホでも全然凌げますけどね。
支部の小説何であんなにスマホで読みやすいの………ありがたやありがたや………
時任の久保たん愛。
ってゆーか、漫画本編だとどこかなーって考えてたんですけど、本編でパッと思い付くところがない。
いや、あるんですけど、例えば4巻で時任が久保たんを迎えに来た時に責めなかったのとかすげぇ久保たん愛に溢れてんなぁとか思うんですけど、それ久保たん愛じゃなくて時任の度量故じゃね?と言われるとちょっと反論の言葉に窮する感じです。
あんなにすぐにプンスカ怒る癖に、六巻のジェイソンとかでは怒らないですよね。
六巻はまぁ、共犯だって思ったからこそだろうけど。
二巻は久保たんの時任愛はちょー感じるけど。
三巻もなー。
五巻は出会い編やしなー。
六巻はどちらかというと久保たんの時任愛爆発の巻やしなー
こう考えると。時任の久保たん愛フィーチャーされてるのって四巻位なんですかねー……各巻ちょいちょい時任の久保たん愛は感じるものの………
本編だけで考えたら確かに久保たんのが愛大きく感じるね(笑)
でも、例えそうだとしてもフィーチャーされてないだけだから!!
時任も負けないから!!!!!!!!!!!