時任可愛い
「この勝負に勝った方が免許皆伝……一撃で千人薙ぎ倒す必殺技が書かれた奥義書が伝授されるんだよな……」
「…………」
「いくぞッ! 久保ちゃんッ! いざ尋常にしょーぶッ!」
「エロいねそのカッコ」
「くーぼーちゃーんッ!」
「だって、そのスリット腰まで入ってない? 明らかにノーパンだし」
「てめーがこのカッコしなきゃ勝負しねぇっつーから着てきたんじゃん!」
「上段蹴りの構えしてみて」
「こうか?」
(……うーん。見えないか。残念)
「いやー予想以上にエロ可愛くてねぇ。時任のフトモモに目が釘付けで勝負にならない気がするんだけど」
「てめぇ、最初から勝負する気なんてないだろッ!」
「免許皆伝に最初からキョーミないし。お前が貰えばいいじゃない、奥義書」
「それじゃ俺の気が済まねぇの! さっさとやろうぜ!」
「別のお誘いだったら嬉しいんだけどねぇ」
「何か言ったか?」
「いーんや」
「大体なー、奥義書の必殺技って凄いんだぞ」
「…………」
(正直、奥義書にも必殺技にも興味ないけど)
「突きは岩をも砕き、蹴れば竜巻を起こし」
「…………」
(必殺技を覚えて、時任に手取り足取り腰取り教えてあげるってのは魅力的かもなぁ)
「水の上も歩けるようになるし空だって飛べるし」
「…………」
(それに、さっきは見えなかったけど、戦って激しい動きをすればチャイナ服の中、見えるかもしれないし。そしたら俺、カンフーなんて無視して寝技かけちゃうかもなー)
「ホント凄いんだぞー」
「わかった。そこまで言うなら勝負しよっか」
(ぞわッ)
「……今なんかすっげぇ悪寒がしたんだけど」
「んじゃ、尋常に勝負?」
「ちょ、ちょっと待て! やっぱ俺着替えてくるわッ!」
「駄目。逃げるの?」
「くっ! に、逃げねぇよ! 勝負だ!」
(……ニヤリ)
「…………」
「いくぞッ! 久保ちゃんッ! いざ尋常にしょーぶッ!」
「エロいねそのカッコ」
「くーぼーちゃーんッ!」
「だって、そのスリット腰まで入ってない? 明らかにノーパンだし」
「てめーがこのカッコしなきゃ勝負しねぇっつーから着てきたんじゃん!」
「上段蹴りの構えしてみて」
「こうか?」
(……うーん。見えないか。残念)
「いやー予想以上にエロ可愛くてねぇ。時任のフトモモに目が釘付けで勝負にならない気がするんだけど」
「てめぇ、最初から勝負する気なんてないだろッ!」
「免許皆伝に最初からキョーミないし。お前が貰えばいいじゃない、奥義書」
「それじゃ俺の気が済まねぇの! さっさとやろうぜ!」
「別のお誘いだったら嬉しいんだけどねぇ」
「何か言ったか?」
「いーんや」
「大体なー、奥義書の必殺技って凄いんだぞ」
「…………」
(正直、奥義書にも必殺技にも興味ないけど)
「突きは岩をも砕き、蹴れば竜巻を起こし」
「…………」
(必殺技を覚えて、時任に手取り足取り腰取り教えてあげるってのは魅力的かもなぁ)
「水の上も歩けるようになるし空だって飛べるし」
「…………」
(それに、さっきは見えなかったけど、戦って激しい動きをすればチャイナ服の中、見えるかもしれないし。そしたら俺、カンフーなんて無視して寝技かけちゃうかもなー)
「ホント凄いんだぞー」
「わかった。そこまで言うなら勝負しよっか」
(ぞわッ)
「……今なんかすっげぇ悪寒がしたんだけど」
「んじゃ、尋常に勝負?」
「ちょ、ちょっと待て! やっぱ俺着替えてくるわッ!」
「駄目。逃げるの?」
「くっ! に、逃げねぇよ! 勝負だ!」
(……ニヤリ)
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