INSOMNIA DIARY

時任可愛い

WHO&WHERE 7

「葛西さん。時任見てない?」

西館1階ロビーで他の刑事に指示を与えていた葛西さんに、久保田探偵はそう声を掛けました。

葛西刑事は甥のその、平素と変わらない表情ながらも、怪盗と対峙していた時よりも遥かに真剣な空気に面食らいましたが、

「時坊?見てねぇな」

と首を傾げました。

二人のやり取りを見た新木さんが、横から口を挟みます。

「時任君?時任君なら東館じゃないのかな。君が東館に来るよう伝えてくれって僕に言ったんじゃないか」

久保田探偵が細い目をほんの少し見開きました。

それだけなのに、新木さんの背筋が思わず強張ります。

「言ってないよ?」

「へ?」

「俺、建物の裏でずっと煙草吸ってたんだけど。一人で」

「……へ?」

ワケがわからない新木さんは呆けたような声を出しますが、久保田探偵はそれに構うことなく背を向けて、東館の方に駆け出します。

探偵のただならぬ様子に葛西さんと新木さんが慌てて後を追います。

東館1階の重厚な樫の扉はどっしりと閉まっているように見えました。

しかし、久保田探偵がノブを回すと簡単に扉は開きました。

葛西さんが訝しげな顔をします。

「鍵が開いている?」

東館は封鎖されていた筈です。

葛西さんにもある予感が過り、顔に緊張を走らせました。

「時任!」

久保田探偵が大声で時任少年の名を呼びます。

薄暗い館内はシンとして、何の気配もありません。

探偵は注意深く隅から隅まで目を走らせながら、ずんずんと館内を進んでいきます。

窓がないために外光の射さない室内は暗く、見上げた階段の上には真の暗闇が蟠っています。

懐中電燈を点けて、三人はそれぞれ時任少年の名前を呼びながら上へと上がっていきました。

最上階である、唯一月光とステンドグラスの光に揺れる3階。

そこにも、時任少年の姿はありませんでした。

「おかしいな……」

四隅に懐中電燈の光を当てる二人の刑事。

久保田探偵はふと目をやると、ステンドグラスを背にした一際大きなガラスケースに気付きました。

その中には鎮座している筈の宝がなく、代わりに一枚のカードが置かれています。

探偵がガラスケースに手を掛けると、固く施錠されている筈の鍵はまたしても開いており、カードを手に取ると印字された文字に目を走らせます。

『十二時。黒い子猫と暁の緑涙を頂戴しました――黒蜥蜴』

「黒蜥蜴……」

「黒蜥蜴だと!?」

「なんで黒蜥蜴が!?」

久保田探偵の漏らした名前を耳にし、葛西さん達が驚いて掛けよってきました。

そして、ガラスケースの中の異常に気付きます。

「『暁の緑涙』をやられたか……」

「ウチの大事な黒猫もね」

探偵は葛西さんにカードを手渡しました。

それを見ながら再度、なんで黒蜥蜴が……と呟きます。

「実はさっき、真田さんから電話があったんだよねぇ」

何で二十面相がお前の携帯番号を知ってやがるんだよ、とは流石に葛西さんでもつっこめませんでした。

「で、野郎はなんて?」

「端的に言えば『今回の予告状も二十面相も偽物。ある誰かと協力した』」

「二重の替え玉か……」

渋面を作り、がりがりと絆創膏の上を親指で掻きます。

久保田探偵も頭を掻いて、

「流石に盲点だった。確かに違和感は感じてたんだよなぁ。バニラの匂いがしなかったから。アークロイヤルの」

「しかし、まさか野郎が黒蜥蜴と組むとはな」

世間の認識では二人はライバルです。実際は兎も角も商売仇であることは事実です。

「利害の一致から……って言ってたね。確かに今回は先入観の盲点を突かれたな。予告状通りに犯罪が行われるという先入観。

まぁこれは真田さんの目的が俺を誘き出すことで犯行は二の次っていう特殊な事情があるから、普段なら割と信頼に足るものなんだけど。本物なら」

なんか嫌な信頼でした。

「でも偽物だったワケだし?普通に考えれば予告状なんて百害あって一利なし、陽動に使う方が賢いやり方ではある。

警察の方でも真田さんの予告状には事情が事情だけに信頼をおいてたし、だからこそ今回の犯行は成り立ったワケだけど」

「逃げたと見せかけてぬけぬけと現場に残ってるとも思わなかったしな。しかしいいのか?誠人。

冷静に分析してる場合じゃないだろう。時坊が攫われたんだぞ」

「冷静に見えるんだ」

久保田探偵が薄く笑いました。

「そっか」

「…………」

言葉を失う二人。

そして悟ります。久保田探偵が見た目以上に動揺していることを。

普段頼まれても中々することのない推理を披露して思考を冷やそうとするほど、頭に血が上っていることを。

そういう時の久保田探偵は世間のイメージとは裏腹に、知略ではなく暴力で事の解決を図ろうとすることを身に染みて知っている葛西さん達は内心冷や汗をかいていましたが、そんな彼らに向かって見た目はいつも通り飄々と、

「盗まれたのが時任である以上、絶対に取り戻すけどね。ついででよかったら『暁の緑涙』も探してくるけど」

「ああ……ついででいい。時坊を頼む」

「当然」

不敵な微笑を浮かべた久保田探偵はそれ以上二人と言葉を交わすことなく背を向け、現場を後にしました。

懐から携帯を取り出し、電話をかけます。

「もしもし?桂木ちゃん。……うん。『泣かない未明』は無事だったんだけど、ちょっとね。詳しい話は後でするから相浦に代わってもらえる?」

午後一時の少し前。

猫背気味なその背中を、月だけが黙って淡く照らしていました。

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まったりたり

仕事が漸く落ち着いてきたような。
次の波は恐らく月末かな~
スケジュールの先を見すぎてうっかり日付の感覚がなくなって焦る。
ワードと荒磯の応募忘れそうで焦る。
明日申し込みに行く!
そうそう発売日の二週間後に買いにいったらもうワードはどこにもなかったよ…2冊目買いそびれたグスッ
土曜日はですねーあちゃが来るのに備えて猛然と部屋の片付けしてました。
友達が遊びに来てくれていいなって思う色々の内の一つは、部屋を掃除しようという気をこれ以上なく起こしてくれるって点ですよ。
雅鬼ちゃんが遊びに来てくれた以来ですよ部屋が片付いたの。
先週実家に帰ってたのもあるけど。
日曜日はあちゃが遊びに来てくれたよ~♪ヽ(´▽`)/
エヴァとか進撃の巨人とかとりとめなく鑑賞したり漫画読んだりまったり楽しく過ごしました。
あちゃとはいっつもこんな感じだなー(笑)
今度はワンピの5~10巻持って押し掛ける予定。



アダプタの今後の展開について。
その前に、梔子編がcharaで連載してた頃、先生が、時間軸を戻した理由はこの章を最後まで読んだら分かりますってブログで仰ってたんですよ。
最後まで、ってことはまだ、まだあるんですかね何か衝撃の事実が!!
私なんぞはもう①久保たんが時任の右手の進行に気づいてた②時任の戸籍絡みの経緯が分かった(しかも瓜二つで9才上のお兄ちゃんがいた)③久保たんがプロポーズした、でその上アキラさんとペットな関係まで明らかになってこれ以上何がどう明らかになるのホントじゅりとかいう人息止まっちゃうわ…。
あ、家着いちゃったから本題は次回。


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カレンダーとにらめっこ

うーん…今月祝日ないし、先月全休れなかったし、休もうかなーと思ってたのにどうにも無理そうな件。うーん…。
これは来月16日に休んで四連休するしかないな。
多分、イベントとアダプタの感想書いて終わると思うが 。
なんか全然遠出する予定なくて寂しいな~旅したい。



続き。
うん、そう、そんな大がかりに本腰入れて時任探してるならとっくに見つかってると思うんですよね!!
だって事件現場に来てるとかもうあかんやろ。
大体、東条とか使って時任捕まえさせようとしてたら関谷が二巻の時点であんな核心に触れておいて一年以上ほったらかしとか意味わからんわ。
公園でワンコと戯れる天使なんぞ簡単に拐えますよ。
現に六巻で簡単にラチられてたし。
うん。六巻でなんて遅すぎると思うね。
まぁそんな理由で自説に矛盾を感じる訳ですよ。
でも関谷なんで時任ほったらかしなんですかね。
ノータッチなのは不自然過ぎるから、三巻の盗聴器は東条とみるべきなのかしら。
うーん、アレですよ、盗聴器が、三巻で見つけた全てではない可能性は当然ありますよね。定期的に久保田はチェックしてると思うけど。
滝さんとのMOのやり取りが無言だったのは、盗聴を気にしてなのかなって思ってましたが、葛西さんに電話で時任の右手の進行について言わなかったのもそうなのかな?
でも時任との日常会話なんて何も気にしてなさげだし久保たんの基準良くわからない。
それはそれとして、401号室の盗聴器に私はなりたい…
なんか長々と語ってしまいましたがWAについて気になるアレそれはとりあえず以上。
忘れないように書いておくけど次は今後の展開について、今後というのは梔子編以降の展開について、思うところを述べたい。

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げきおこ

お仕事で最近ぷんぷん怒ってます。
なぜ要件通りに設計書出してこないんだ。意味わからん。
しかし他社と喧嘩する訳にもいかず。
まぁ思い通りにいかない方がやりがいは感じますけどね!!
しかし、当たり前とか当然ってビックリするほど共有できないですね。
知ってた筈なのに五年目になってもびっくりするわ。
結局、ぷりぷり怒ってないで先んじて認識の確認をし、共通認識を文章化し、きっちり共有するしかないんですよね!!わかってんですけどね!!
なんでこう何年たっても自分と相手の当たり前が同じなんて錯覚抱いてしまうんですかね全く。
土日は実家帰って父上のお誕生日をお祝いしたよー
今年はゴルフ用のポロシャツあげたよ!!
後、パターの買い物に付き合ってあげた(笑)
後、家族でご飯食べに行った。以上。
ビワ買ってもらった。ビワうめぇ。
そうそうそう昨日ワンピ新巻買いましたよちょっとハゲ萌えたなんなのローがもぉおおルフィに振り回されるローが愛しすぎてちょっとロール回線パンクしそうロール結婚しろ。いやしたのか。
あんな新聞にデカデカと…ハァハァ。
後、帽子とったローの髪の跳ね具合最高ですロー格好良い虹創作の変態設定なんだったんだろうロー格好良いよローハァハァ。
麦わらの一味になんか馴染んでて可愛い…おにぎり作ってもらってて可愛い…。
おだちゃんの黒髪キャラヤバい…ハンコといいクロコといいエースといい…ルフィは別次元だが。



で、自説を否定しようの巻!!
先ず、どこに矛盾があるかって実は時任が逃げた場所=横浜とは限らない訳ですよ。
一巻で東京(下北沢)で追われてるのはっきり描かれてるし。
まぁ正直時任の逃走ルートはまだ謎に包まれているので、下北沢→横浜湾→山下公園→久保たんのマンション付近なのか、下北沢→一度捕まる→船→船から脱走→海→山下公園→久保たんのマンション付近なのか、とかとか、久保たんの出雲入会と同時期に脱走なら半年近く逃げ回ってるけどそんなこと可能なのか、とかとか、一度捕まって再脱走のが現実的に思えるけど二度も逃がすか?とかとかかなり謎ですよねー(でも下北では記憶あるっぽくて山下公園辺りでなくなってるっぽいから間の経緯はわからないけど下北→山下公園の前後関係は間違いないと思うよー蒼梓ちゃん。そこは今度語らおうぜ)
脱線しましたが、アキラさんサイドが時任を見失ったのが横浜でなく東京なら、横浜で薬流してるのおかしいからもう前提から覆るんですよね(笑)
後、出雲東条の上位組織が出雲東条に情報流してるなら、ちゃむより先に真田さん知ってないとおかしいんですよね獣の手の少年情報。
まぁこれも情報の流出の仕方を上位組織からではなく風説の流布的な感じで流しているのであればアレですけどなんか効率悪いしなー
他にもなんかあった気がしたけどもう忘れた…
でも一番引っ掛かってんのは、東京か横浜かって点だけど。
でもそこクリアしたとして本当にこの仮説は有りなのか?
あーそうそう結局時任が未だ捕まってない方が不自然か?
ということでまた次回。


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うわぁああん家に帰りたいよぉおお

なんか本当に久しぶりに予期せぬ忙しさで泣きながら仕事してます家に帰りたいぃいいいい。
今日なんて実家に帰る予定だったのに…
まぁいうほど大して残業してないですけどね。私定時は21時だと思って仕事してますからね。
良いことじゃないですけどね…ホント…
もーでも今日は早く帰ろうと思ってたのにもぉおおおお。



なんかぐだぐだ書いてた考察の続き。
なぜWAの流出が時任の捕獲に繋がると思うのか。
単純に、薬物中毒者って中毒症状に陥るじゃないですか。
そして中毒症状を抑える為に薬物の摂取を繰り返し求めるじゃないですか。
WAの中毒者である時任が、自身の中毒症状の為にWAを求めること、そしてアキラさん側が求めるだろうと思うことは至極当然だと思うんですけどね。
で、時任の中毒症状って右手の激痛(及び獣化)ですよね。
服用者が獣化してるんで飲んだら獣化するみたいに思ってましたが、時任(ある程度の中毒者)が服用したら逆に抑制剤的な効果発揮するのではないかと思いました。
そもそも抑制剤ないとおかしいと思うんですよね。
いくら人外なパワーが出せるとはいえ、理性失って暴れるようじゃ使えないじゃないですか。
軍が絡むのなら、コントロール可能であることが前提の筈。
で、WA摂取し続けないと獣化して死んじゃう=生きられないってことは、アキラさんが時任の生存権を物理的に握ってるってことにならないですかね!!はぁはぁ!
で、時任が記憶ある前提なら自身の生存のためにWAを入手せざるを得ない、その過程で時任捕獲することを目論んでいるんじゃないか。
なかなか捕まらないから流出範囲を広げているんじゃないだろうか。
つまりWA自体が時任というにゃんこを釣り上げる為の餌なんじゃないかなぁと私は思いました。
まぁ、長々と書いてきましたが、結局は全部時任捕獲のためなんじゃないのかなぁってことです。
そして次回からは私の自説の矛盾点について列挙したいと思います!(笑)
それなりに筋は通っているとは思ってんだけど、やっぱりなんか無理があんだよなぁ。

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